面接対策

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面接に向けて

ついに面接が決まったら、内定取得に向けてしっかり準備をしておきましょう!

とは言え、面接自体が久しぶりという方もたくさんいらっしゃると思います。
面接ってどんなこと聞かれるんだっけ?何を話せばいいのかな?等々…
不安を挙げればキリがありませんが、この記事を読めば面接が久しぶりで不安な人もそもそも面接が苦手という人も自信をもって面接に挑めるはず!

是非参考にしてみてください。

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面接で聞かれること5選

  1. 転職理由/退職理由
  2. 学歴及びこれまで在籍してきた企業の入退職理由
  3. 志望動機
  4. 現在の応募状況
  5. 応募企業への逆質問

 

転職理由/退職理由

まずは面接の定番!
「転職理由/退職理由」です。

本音で言えば色々あると思います。
給料を上げたい、上司(同僚)と馬が合わない、残業を減らしたい、休みを取りたい等々…言い始めたらきりがない。わかります。そうですよね。
人それぞれ願望もあれば、不平不満もあるはずです。

ただ、選考においてはこのような願望・希望・不満は極力言わないようにするのがお勧めです。
面接官も人間ですので、何かしらの不満があることは重々承知ですが、どんな状況にあったにせよ開口一番に職場に対する不平不満を口にする人にはネガティブな印象を持ってしまいます。
→面接は「本音と建前」を上手く使い、その中に軽めの本音を混ぜるのが高印象を与えるコツです。

つまり、まず最初にここで言うべき内容は「○○したいと思い転職を検討しております」というポジティブな内容です。

例①)現職よりも専門性に特化した商材を取り扱い、本気で地域の活性化に貢献したいと思いから転職を検討しております。

例②)今後も同業種にてキャリアを築きたいと考える中で、出店を増やす成長企業にてキャリアアップのチャンスを掴みたいと思い転職を検討しております。

等々…
言い方はいくつもありますが、伝えるべきポイントは”ポジティブな理由”を答える事です!

勿論、いくらポジティブな事を答えても「とは言えキツかったんじゃないの?」や「本当はどうだったの?」等のもう一歩踏み込んだ追加質問を受けることもあります。
その際、ありのままの不満を全て答えてしまうと「結局それが理由なのね」とマイナスな印象を与えてしまいますが、そうではなく「実は現職の○○な部分には少し抵抗があって、これも転職を考えた一つのきっかけではあります」というような温度間で”軽めの不満”をチョイ出しすると面接官としても「本音を聞けた」という気持ちになり、一気に信頼を勝ち取れることがあります。

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学歴及びこれまで在籍してきた企業の入退職理由

次に「学歴」と「職歴」についての質問です。
こちらも必ずと言っていいほど定番の質問ですね。
これらの質問においても基本的には転職理由/退職理由と同様にできる限り”ポジティブな理由”で回答できよう準備しておきましょう!

まず「学歴」については、留年や浪人、中退等がある可能性もございますが、ここは全て事実ベースで回答する必要があります。
様々な事情があっての留年や中退等はなかなか言い出しにくかったり、隠しておきたいと思ってしまうこともあると思いますが、選考では時系列に沿ってどんな人生を送ってきたのかを確認されるため、学歴部分についてはどんなに隠してもバレてしまうと認識しておきましょう。
→万が一、学歴を偽って入社してもひょんなことでそれが発覚した場合は一発解雇になる恐れがあります。(卒業証明書の提出を求める企業は少なくなっておりますが、不意に提出を求められてその時に「年齢×卒業年度」から発覚することがあります)

そして「職歴」については、応募者の志向性や整合性を図るために「入社理由」と「退社理由」を聞いてきます。

入社理由では「何故この会社を選んだのか(その決め手は?)」という部分を確認します。
どんな業界においても1社しかないという状態は基本的に存在しません。
例えば、不動産業界といっても不動産会社はたくさんあるわけで、その中で”何故この会社だったの?”とか、コンビニ業界でもいろんな会社あるけど、”どうしてこの会社を選んだの?”といった企業選びの軸となる部分を確認されます。

つまり、何かしら競合他社にはなかった魅力ポイントを伝える必要があるということ!

魅力に感じるポイントは人それぞれなので、この部分については大きく的外れでなければ(ほぼ)なんでも大丈夫です。

例①)不動産業界の中でも最も東京エリアに物件数を所有していて、競合他社よりもお客様ニーズに沿った提案が出来ると感じたからです。
例②)コンビニ業界の中でも最もおもてなしという部分に注力しており、地域貢献という観点からも自身の目指す高いサービスを提供できる環境だと感じたからです。

等々…
ご自身が過去に働いていた企業なので、ネガティブなイメージを持ってしまっている可能性もありますが、肝心なのは入社(選考)当時はどんな思いがあって、その会社に入社したのかを思い出してみましょう!

そして、退職理由については上記「転職理由/退職理由」に記載している通り、出来る限りポジティブな理由で回答しましょう。



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志望動機

志望動機については、基本的に「履歴書に記載している事と同じような内容」を答えるのがお勧めです。
別ページでもお伝えしている通り、履歴書の志望動機は「①企業毎に内容を変える事」と「②その企業ならではポイントを混ぜる事」という形で作成されている事が前提としてありますが、基本的には記載されている内容と同じ又はリンクするような内容で回答しましょう!

その理由は、履歴書に書いてある内容と面接で答えた内容が異なると面接官が混乱もしくは懸念を持つしまう恐れがあるからです。
面接官は面接が終了してから、内容をまとめ、結果を考えます。(採用・不採用・次の選考に進ませるか否か等々…)

その時に面接での回答と履歴書の内容が異なると「どっちが本当の志望動機なんだ?」と感じます。
そして、少々大げさですが「もしかして別の会社の志望動機を間違えて言ってしまったのでは?あんまり考えてなかったのかな?」等のネガティブな印象に変わります。

そもそも志望動機は「ちゃんと会社の事を理解しているか・志望度合い(=長期就業の期待ができるか否か)」を量る非常に重要な質問です。
そのため、ここの部分でネガティブな印象をもたれてしまうとお見送りとなる確率をグッと高めてしまいますので、注意しましょう!

現在の応募状況

面接の終盤では「現在の応募状況」についての質問をされる事があります。
面接時における自社への”志望度合い”や”企業の選び方・考え方”という点において重要な質問となりますので、しっかり準備して挑みましょう!

応募状況についての質問に対する答えは大きく3つ
①複数社に併願している

②面接中の企業を第一希望と伝える

③第一希望たる理由を伝える

①複数社に併願している
まず大前提として、実際に出来る限り複数社へ併願することをお勧めします。
一昔前の転職活動では「御社のみに応募しています」とか「御社以外は検討していません」という回答をすることで”志望度合いの高さアピール”が出来るとされていました。

勿論、現在も”志望度合いの高さ”はアピール出来ますし、意欲の高さを伝えるのは大切です。
しかし、企業側は志望度合いの高い方や意欲が高いだけの方を採用したいのではなく、”長期就業が出来る方”を採用したいと考えております。

この時に長期就業が見込めるかどうかを判断するポイントの一つとして”他の企業とも比較して本当にうちで働きたいと思ってくれているのか”ということを見ております。
つまり、入社後にイメージと違ったという早期退職にならないようにしたい。そのためには自社以外にも応募してその中で本当に自社を希望してくれる方を採用したいと考えています。

そのため、出来る限り第一希望の企業だけに嘆願するのではなく、同業他社にも併願し、しっかり会社を見比べた上で「御社を第一希望にしています」と言えるように準備しておきましょう!

②面接中の企業を第一希望と伝える
こちらについては賛否両論あるかもしれませんが、志望度合いの高い企業で少しでも内定を取りやすくしたいという場合は是非使ってみてください。

企業や業界によって、多少考え方に違いはありますが、多くの場合、人事担当者は「採用目標」を課せられています。そして、人事担当者も会社から目標を課せられている人間ですから、当然自身の目標を達成させたいと考えた際に「内定率」や「内定受諾率」という数字を見ている事が多いです。
その際に「内定を出しても来てくれなそうだな」という印象の応募者(志望度の低い方)に内定を出して辞退されて、内定受諾率を下げてしまうよりは、いっそのことお見送りにしてしまうほうが良いと考えてしまう事があります。
→実際、人材コンサルをやっている我々にも「この人、本当にうちに来てくれる?難しいなら内定出したくないんだけど」という事を言う人事担当者はたくさんいます。

とは言え、上記にもある通り、そもそも意欲の高い人を採用したいと考えているわけですから、率がどうこう~の前にそのような考えが出る事は自然な事です。
大切なのは少しでも興味のある企業・内定を取りたい企業であればちゃんと”御社が第一希望である”ということがしっかり伝わるよう言葉だけでなく、態度でも示せるようにしましょう!

③第一希望たる理由を伝える
①、②にある通り前提としては”複数社に併願しているが御社が第一希望です”ということを面接では伝える事をお勧めします。ただ単に「御社が第一希望」と答えても信憑性はありません。

きっと面接官は
何故、弊社を第一希望にしてくれてるんですか?とか
他の企業との違いはどんな所だと思いますか?とか
全てで内定が取れた際はどのように会社を選びますか?等々…
このような質問をしてくると思われます。

そのため、必ず面接を受ける企業の特徴を事前に把握し、しっかり答えられるよう準備しておきましょう!

例①)同業種の中でも急激な成長をしている御社であれば、がんばり次第で早期にキャリアアップが目指せると思い、第一希望とさせていただきました。
例②)業界内でも大きなシェアが獲得している御社であれば、他の企業よりも幅広い経験を身につけられると思いました。
例③)御社の理念はお客様だけでなく、従業員のことも大切にしていると感じました。私も会社と従業員はお互いに尊重すべきであると考えており、そんな御社で私も早期に価値を発揮して更なる発展に貢献したいと思いました。



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応募企業への逆質問

一通り面接を終えると必ずと言っていいほど、最後に面接官から「弊社について聞いておきたい事はありますか?」と逆質問を求められます。
その時に聞いたほうが良い質問と反対に聞かないほうがいい質問がありますので、注意しましょう!

・聞いたほうが良い質問
一言で言うならば”やる気をアピールできる質問”がお勧めです。
具体的には…

・○○のポジションで活躍されている方はどんな方がいらっしゃいますか?
・○○のポジションを目指すにはどんなスキルが必要ですか?
・(面接官さんが)この会社に入って良かったと思う事はなんですか?
・(面接官さんが)入社前のイメージとギャップを感じたのはどんなところですか?

等々…
色んな質問が出来ますが、基本的には上記のように業務にかかわる事や入社後に向けた質問を行うと「この人はちゃんとうちで働くことを考えてくれているな」というポジティブな印象を与える事が出来ます。

・聞かないほうがいい質問
反対に聞かないほうがいい質問は”採用条件に関わるような質問”です。
具体的には…

・年収はいくらになりますか?
・配属店舗(部署)はどこになりますか?
・ボーナスはいくらですか?

等々…
本音を言えば採用条件は企業を選ぶ上で非常に重要なポイントです。
しかし、面接の場でこのような条件に関わるような質問をしてしまうと、「条件で会社を選んでいるのでは?」というネガティブな印象を与えて面接を終える事になりますので、この場ではぐっとこらえていただくのがお勧めです。

企業によって見ているポイントや重視するポイントは異なりますが、上記を参考に面接に向けたイメージトレーニング等の準備を実施すれば格段に内定を取りやすくなります。

ご自身の希望する企業でしっかり内定が取れるようがんばって準備しましょう!



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